厚生労働省の調査によると、日本における気分障害患者数は1996年で43.3万人、1999年で44.1万人と大きな差はありませんでした。しかし、2002年には71.1万人、2005年は92.4万人、2008年は104.1万人と近年増加の一途をたどっています。
◆うつと認知症は間違えやすい
気分が落ち込んだり憂鬱になったり、心が不安定になっている様子を「抑うつ気分」と言い、抑うつ気分が強く出ている様子を「抑うつ状態」と言います。
うつというのは抑うつ状態が長く続く、または重症である場合を言います。うつになると意欲が低下したり、睡眠障害を引き起こしたり、過食または食欲不振になるなど、気分が落ち込むだけでなく体にも様々な影響を及ぼしてしまいます。
こういった症状は、アルツハイマー型認知症の方にも現れるため、うつと認知症は密接に関係していると言えるのです。
◆考えられる原因とは?
うつ・認知症は、ストレスを受けやすいまじめな性格、なりやすい遺伝的素因など、心理的要因や生物学的要因が土台としてあります。うつ・認知症になりやすい人、なりにくい人がいるのはそのためです。そこにストレスといった環境要因が加わる事で、うつ・認知症が引き起こされると考えられています。
◆アロマテラピーやフラワーレメディを有効に活用してケアしましょう
近年、「アロマの香りが認知症の予防に役立つ可能性がある」と、アロマと認知症の予防についての研究が積極的に進められています。
身体面ではなく「心の問題」から起こる不調のケアには、バッチフラワーレメディがおすすめです。アロマやバッチフラワーレメディで習得した知識は、ご自身のストレスケアに役立つのはもちろん、家族や親しい方が悩んでいる時のカウンセリングにも役立てる事ができます。
「症状」と言うほどではないけれど気分がふさぎ込んで憂鬱、なんとなくやる気がない、そんな時にこそやさしい植物の力がきっとあなたの助けになってくれます。毎日の生活をサポートしてくれるアロマテラピーは、一時的なブームではなく、ぜひ継続して生活に取り入れて頂きたい方法です。
ヒーリングサロンシトラスでは、バッチのフラワーレメディの一日体験講座や資格取得講座もご用意しており、マンツーマンから開講しています。